畑に立ち、人と向き合い、ひと玉に届ける。
ウィズファームのものづくりは、3つの柱で成り立っています。標高600メートル超の南信州・松川町という畑の地の利を活かすこと。除草剤を一切使わず、減農薬・無添加でじっくりと素材の力を引き出すこと。そして、障がいのある仲間とともに、ひと玉ひと粒に手をかけ続けること。 効率や規格に寄り添うだけでなく、人の手と暮らしの時間が編み込まれた農業を、ノウフクJASの仕組みで形にして全国へお届けします。
01 土を生かす農家でありたいと願い、果樹園では除草剤を一切使いません。草と作物のバランスを見ながら手作業や草刈機で整え、土壌の生き物や微生物を守ります。減農薬と組み合わせることで、皮ごと食べられる安心と、畑そのもののポテンシャルを長期的に育てていきます。
02 長野県オリジナル品種「ハナチカラ」を中心に、栽培期間中農薬不使用のJAS規格で小麦を育てています。地元松川町の学校給食用パンとしても採用されるなど、子どもからご年配まで安心して口にできる小麦粉を、地域の畑から届けています。
03 障がいのある仲間を貴重な働き手としてお迎えし、一人ひとりの特性に合わせて作業を細分化。摘花・摘果・選果・梱包など、それぞれの得意な工程を担っていただきます。ノウフクJASを全国第1号として取得、ノウフク・アワード2023ではグランプリを受賞しました。
冬の終わりから春先にかけて、りんごの樹を一本ずつ剪定します。光と風の通り道を整え、無駄な枝を落とすことで、その年の実りの礎をつくります。樹の生理を読み取りながら、来季の樹形をかたちづくる大切な工程です。
春先、受粉用の花粉を採取するため、開花直前の蕾から花を取り、葯を取り出して乾燥させる開葯作業を進めます。次の人工授粉に備える、繊細で根気のいる準備の時間です。
開花のタイミングに合わせ、受粉用の機械で花粉を丁寧に散布していきます。広がる畑の中でも適期を逃さず、その年の収量と品質を支える結実の基盤を整える大切な工程です。
咲きそろった花の中から残す花を選ぶ摘花作業。中心花を残して周りの花を間引くことで、養分の集中先を整え、後の摘果作業をスムーズに進めます。仲間たちが一人ひとり丁寧に枝と向き合います。
結実後、余分な実を間引く摘果作業。残った実に養分を集中させ、ひと玉ひと玉の甘みと大きさを引き出します。手間を惜しまず一つひとつ選び抜くことが、収穫期の品質を支えます。
実に日光が均等に当たるよう、果実の周りの葉を一枚ずつ手で摘み取ります。陽の当たる面だけが赤くなることを避け、全体が美しく色づく一玉に仕上げる、繊細な手仕事です。
収穫直前の時期、実を少しずつ回しながら陽の当たる面を入れ替えます。葉摘みと組み合わせることで、ひと玉のすべての面が均一に色づき、見栄えと食味の両方を磨き上げます。
色づきと糖度が頂点に達した実から、一玉ずつ手で収穫します。早生のサンつがるは夏から、サンふじは晩秋から冬にかけて。畑では仲間たちが声を掛け合いながら、傷をつけないよう優しくもぎ取っていきます。
収穫したりんごは大きさ・色味・形を見ながら選果し、家庭用・贈答用に仕分け。贈答用ではノウフクJASシールを一玉ずつ貼付し(家庭用は箱に貼付)、丁寧に梱包してお届けします。ふるさと納税や直送便を通じて、畑から食卓へと最短ルートで運ばれます。